1.公益社団法人日本農芸化学会北海道支部(以下北海道支部)に公益社団法人日本農芸化学会 北海道支部 奨励賞を設ける。

2.北海道支部 奨励賞(正会員)は農芸化学の進歩に寄与するすぐれた研究をなし、なお将来の発展を期待し得る北海道支部所属の正会員に授与する。応募者は授賞の年の41日において満45歳以下であり、本学会会誌「Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry」または「化学と生物」に発表済の学術論文が、筆頭著者もしくは責任著者で合計2報以上であることを要件とする。ただし、農芸化学奨励賞ならびに日本農芸化学会各支部による支部奨励賞(学生会員対象のものを除く)の受賞者は授賞の対象としない。受賞者には、賞状、副賞等を贈る。

3. 北海道支部 奨励賞(学生会員)は農芸化学の進歩に寄与するすぐれた研究をなし、なお将来の発展を期待し得る北海道支部所属の学生会員に授与する。応募者は既に学生会員でなくても、募集開始時点でその前年の3月末まで学生の身分であった者を含めるものとし(年齢は問わない)、本大会または支部会での代表発表者としての発表が2回以上(このうち支部会での発表は1回以上)あることを要件とする。審査に際しては「Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry」への筆頭著者、責任著者としての投稿実績や本学会での代表発表者としての履歴、本学会で代表発表者として発表した演題に対する優秀発表賞受賞履歴等を勘案する。受賞者には、賞状、副賞等を贈る。

4. 北海道支部 奨励賞(正会員) 候補者は自薦、他薦とも受け付ける。推薦者は公益社団法人日本農芸化学会正会員でなければならない。北海道支部 奨励賞(学生会員)候補者は、公益社団法人日本農芸化学会北海道支部所属会員が推薦するものとする。応募は、それぞれ所定の用紙に記入して申請するものとする。

5.推薦期間は2ヶ月間とする。

6.北海道支部内に若干名の委員からなる選考委員会を設置し、選考委員長を互選する。

7.選考委員会は候補者の中から、授賞の価値ありと認めたものにつき、北海道支部 奨励賞(正会員)1件、ならびに北海道支部 奨励賞(学生会員)2件以内を選び、そのおのおのに選考理由をつけて、北海道支部長(以下支部長)に報告する。

8.支部長は選考結果を支部参与会で報告し、その承認を得る。

9.授賞は公益社団法人日本農芸化学会北海道支部講演会において行なう。

10.受賞者は公益社団法人日本農芸化学会北海道支部講演会において、受賞内容を口頭発表するものとする。

11.賞に要する費用は、公益社団法人日本農芸化学会北海道支部の経費をもってあてる。

12.この内規の改定は、支部長が提案し、支部参与会の承認を得る。

2022年12月14日改定