以下の講演会が 日本農芸化学会 北海道支部の補助を受け開催されます。
多数のご来聴をお願い致します。

演者: 片岡 尚也(山口大学大学院 創成科学研究科)
演題: 合成生物学的手法による有用物質の発酵生産
日時: 2019年11月6日 13:30-15:00(予定)
場所: 北海道大学 農学部N13講義室

講演概要
近年, 低炭素社会実現のため, 化石資源から産出される輸送燃料や先端材料等の化成品を再生可能資源であるバイオマスから生産するバイオリファイナリー研究が世界中で展開されている。こういった背景のもと我々の研究室グループでは, 大腸菌を宿主に合成代謝経路を付与する, いわゆる合成生物学的アプローチにより, 非天然化合物を含む複数種の低分子化合物を発酵生産することに成功した。本講演では, 非天然化合物1,3-ブタンジオール生産大腸菌の造成を基盤に, (i) 1,3-ジオール骨格を有する化合物の発酵生産, (ii) 培養工学, 代謝工学による生産性の向上, について紹介したい。

連絡先
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和田 大
北海道大学大学院農学研究院
基盤研究部門 微生物生理学研究室
〒060-8589 札幌市北区北9条西9丁目
メールアドレス: wada(at)chem.agr.hokudai.ac.jp
電話番号:011-706-4185
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