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Published by 北海道支部事務局 on 03 3月 2016

北海道支部 奨励賞授賞内規

1.公益社団法人日本農芸化学会北海道支部(以下北海道支部)に公益社団法人日本農芸化学会 北海道支部 奨励賞を設ける。

2.北海道支部 奨励賞(正会員)は農芸化学の進歩に寄与するすぐれた研究をなし、なお将来の発展を期待し得る北海道支部所属の正会員に授与する。応募者は授賞の年の41日において満45歳以下であり、本学会会誌「Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry」または「化学と生物」に発表済の学術論文が、筆頭著者もしくは責任著者で合計2報以上であることを要件とする。ただし、農芸化学奨励賞ならびに日本農芸化学会各支部による支部奨励賞(学生会員対象のものを除く)の受賞者は授賞の対象としない。受賞者には、賞状、副賞等を贈る。

3. 北海道支部 奨励賞(学生会員)は農芸化学の進歩に寄与するすぐれた研究をなし、なお将来の発展を期待し得る北海道支部所属の学生会員に授与する。応募者は既に学生会員でなくても、募集開始時点でその前年の3月末まで学生の身分であった者を含めるものとし(年齢は問わない)、本大会または支部会での代表発表者としての発表が2回以上(このうち支部会での発表は1回以上)あることを要件とする。審査に際しては「Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry」への筆頭著者、責任著者としての投稿実績や本学会での代表発表者としての履歴、本学会で代表発表者として発表した演題に対する優秀発表賞受賞履歴等を勘案する。受賞者には、賞状、副賞等を贈る。

4. 北海道支部 奨励賞(正会員) 候補者は自薦、他薦とも受け付ける。推薦者は公益社団法人日本農芸化学会正会員でなければならない。北海道支部 奨励賞(学生会員)候補者は、公益社団法人日本農芸化学会北海道支部所属会員が推薦するものとする。応募は、それぞれ所定の用紙に記入して申請するものとする。

5.推薦期間は2ヶ月間とする。

6.北海道支部内に若干名の委員からなる選考委員会を設置し、選考委員長を互選する。

7.選考委員会は候補者の中から、授賞の価値ありと認めたものにつき、北海道支部 奨励賞(正会員)1件、ならびに北海道支部 奨励賞(学生会員)2件以内を選び、そのおのおのに選考理由をつけて、北海道支部長(以下支部長)に報告する。

8.支部長は選考結果を支部参与会で報告し、その承認を得る。

9.授賞は公益社団法人日本農芸化学会北海道支部講演会において行なう。

10.受賞者は公益社団法人日本農芸化学会北海道支部講演会において、受賞内容を口頭発表するものとする。

11.賞に要する費用は、公益社団法人日本農芸化学会北海道支部の経費をもってあてる。

12.この内規の改定は、支部長が提案し、支部参与会の承認を得る。

2022年12月14日改定

Published by 北海道支部事務局 on 03 3月 2016

沿革

北海道支部の前身は,主として北海道および樺太を範囲とする北日本支部であり昭和11年に設立された.昭和10年頃,日本農芸化学会は各地区の活動を奨励するため,各地域に支部を設けていったが,昭和11(1936)年9月26日開催の日本農芸化学会本部の常議員会において日本農芸化学会北日本支部の設置が承認された.それにさきだつ7月4日に北海道帝国大学農学部農芸化学教室において発起人会が開催され,支部名,細則を定めた.初代支部長は三宅康次先生が選任された.昭和15年頃まで,講読会,講演会などを多数開催した.

その後,昭和23年9月18日に日本農芸化学会北海道支部設立総会が北海道大学農学部において開催され,本部による承認は昭和25年4月,北日本支部が北海道支部に改められた.


昭和11(1936)年7月4日
北海道帝国大学農学部農芸化学教室において発起人会を開催
9月26日
日本農芸化学会本部の常議員会において北日本支部の設置が承認
昭和16(1941)年12月8日~
太平洋戦争.昭和18年から22年の支部の記録がない.
昭和23(1948)年9月18日
北海道大学農学部において日本農芸化学会北海道支部設立総会を開催
昭和25(1950)年4月
北海道支部の設置が本部により承認.北日本支部を北海道支部に改めた.
昭和31(1956)年
日本農芸化学会が社団法人に改組.各支部は当学会会員のみによって構成されることとなり,6月に北海道農芸化学協会を設立.
昭和53(1978)
日本農芸化学会北海道支部設立30周年記念特集
平成11(1999)年6月3日
北海道支部WebSite開設
平成19(2007)
昭和23年~平成18年の講演要旨・プログラム等の電子化

参考資料:水谷純也「北日本支部(北海道支部の前身)について」日本農芸化学会誌臨時増刊号(1987), 36

過去の要旨集等

Published by 北海道支部事務局 on 01 3月 2016

北海道農芸化学協会解散のお知らせ

 日本農芸化学会が昭和31(1956)年に社団法人に改組された際に,北海道農芸化学協会が昭和31年6月に設立されました。この時、各支部は日本農芸化学会会員のみによって構成されることとなったため,日本農芸化学会非会員であった支部会員も活動を継続するために北海道農芸化学協会が設立されました。
 以来半世紀以上にわたり活動して参りましたが、日本農芸化学会が本年3月1日から公益法人へ移行するにあたり、北海道農芸化学協会の活動を継続することが極めて困難な自体に陥ることとなりました。このような経緯で、平成23年11月に開催されました北海道農芸化学協会評議員会において解散の提案をさせていただき、審議の結果ご了承いただきました。

 これまで格別のご厚誼にあずかり、厚く御礼を申し上げます。

 なお、昨年度末の時点で当協会が保有する残金につきましては、日本農芸化学会に寄附する手続きを進めております。本件に関するお問い合わせは、下記宛お寄せください。

 石塚 敏 北海道農芸化学協会庶務幹事(平成23年度) 
 060-8589 北海道大学大学院農学研究院応用生命科学部門
 Tel & Fax: 011-706-2811
 E-mail: zuka@chem.agr.hokudai.ac.jp

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