以下の講演会が 日本農芸化学会 北海道支部の補助を受け開催されました。

講演者所属:Department of Biochemistry and Molecular Biology, University of Massachusetts – Amherst
講演者肩書:Assistant Professor
講演者氏名:Sibongile Mafu
講演演題:Dissecting gene-metabolite relationships in the legume terpenome.
日時:2023年6月4日15:30-16:30
場所:北大農学部W109
参加人数:30名

講演内容
Mafu博士は,分子生物学、生化学、天然物化学のアプローチを組み合わせて、植物の二次(特化)産物、特にテルペノイドの生合成について研究を進めておられます。今回の講演では,マメ科植物であるMedicago truncatulaの生合成するテルペノイド化合物の生合成についてご講演いただきました。具体的には、トランスクリプトーム解析を用いた候補遺伝子を探索、遺伝子のスクリーニングと生合成中間体の化学構造の決定といった新規生合成経路の提唱まで至った経緯をわかりやすくご説明いただきました。講演終了後の質疑応答では、博士課程の学生を含む参加者からの質問に答えていただきました。


ご講演中のMafu博士