講演会(「きぼう」利用高品質タンパク質結晶生成実験について、6/20開催)お知らせ
以下の講演会が 日本農芸化学会 北海道支部の補助を受け開催されます。
多数のご来聴をお願い致します。
講演演題
「きぼう」利用高品質タンパク質結晶生成実験について
宇宙航空研究開発機構 研究開発員
木平 清人 氏
日時:2017年6月20日13:00〜14:00
場所:北海道大学農学部総合研究棟W109
講演概要:
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟の船内実験室を利用して「高品質タンパク質結晶生成実験(JAXA PCG)」を実施している.結晶生成には液液拡散法の一つであるカウンターディフュージョン法が使用され,微小重力環境下において結晶化を行うことでタンパク質の分子が規則正しく並び,分子の構造を研究するために役立つ高品質な結晶が生成されやすいと考えられている.現在,JAXA PCG実験は第3期を迎え,年4回の打ち上げ機会を研究者の方々に提供できる予定である.今回はJAXA PCG実験についての概要を,これまでの経緯と現状,宇宙実験の実際,今後の展望などを踏まえてご紹介頂く.
連絡先
北海道大学大学院農学研究院
田上 貴祥
tagami@abs.agr.hokudai.ac.jp
Tel:011-706-2816、Fax:011-706-2808