以下の講演会が 日本農芸化学会 北海道支部の補助を受け開催されます。
多数のご来聴をお願い致します。

講演者氏名:阪中 幹祥(デンマーク工科大学、客員研究員)
講演演題:オリゴ糖の取り込み・代謝機構から考える腸内細菌の適応進化戦略
日時:2019年7月10日(水)14:45~15:45
場所:北海道大学農学部本館 2F S21講義室

講演概要
ヒトの腸管には数十兆個・数百種類の細菌からなる腸内細菌叢が形成されている。近年、腸内細菌叢がヒトの健康に密接に関与していることが明らかになってきており、腸内細菌の機能・役割を理解することの重要性が高まっている。個々の腸内細菌は、腸管内で他の細菌との生存競争に打ち勝つために、様々な独自の戦略を有している。本講演では、乳児腸管内での生存戦略として重要な「オリゴ糖の取り込み・代謝機構」について紹介し、腸内細菌が如何にして腸管内環境に対して適応進化を遂げてきたのかを議論したい。

連絡先
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吹谷 智 (Satoru Fukiya)
北海道大学大学院農学研究院
基盤研究部門 微生物生理学研究室
〒060-8589 札幌市北区北9条西9丁目
TEL 011-706-4115
FAX 011-706-2501
E-mail: s-fukiya@chem.agr.hokudai.ac.jp
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