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Published by 北海道支部事務局 on 21 3月 2025

2024年度 学術集会参加補助金制度に対象者による報告(札幌大会を追記)

2024年度日本農芸化学会北海道支部 第1回学術講演会への補助に対する対象者と発表後の自己評価(順不同)

Desita Triana Aziz (Graduate School of Agriculture, Hokkaido University)

発表タイトル
Study on the Chemical Properties of Cinnamic Acid Derivatives Isolated from Indonesian derived plants.

自己評価
I feel quite satisfied with the preparation I did before the conference. I studied the material in depth and made a clear and informative poster. I also practised explaining the content of the poster several times. During the presentation, I was able to explain the main points well. I tried to speak clearly and confidently. However, there were some moments where I felt that I explained some parts too quickly, so it might be difficult for the audience to understand. There were also participants who asked questions, and I felt that I was able to answer most of them well. But, I wish I could have given more satisfactory answers.
Overall, I feel this presentation was a valuable learning experience. I got a lot of positive feedback and also some constructive suggestions. In the future, I will focus on pacing my speech and deepening my answers to the questions asked. With this evaluation, I hope to improve my presentation skills in the future.

Vera Fitriya ERSALENA (Graduate School of Agriculture, Hokkaido University)

発表タイトル
Inhibition activities of Tremutin E from endophytic fungus Irpex lacteus on Marchantia polymorpha

自己評価
I would like to prepare more eye-catching poster by designing bigger font and adjusting bigger figures. I also think I need to be more prepared in terms of presentation. Therefore, I can manage time in presenting my research to each audience. Hopefully, I will be able to join on the next scientific event.

Chintagavongse Napaporn (Graduate School of Agriculture, Hokkaido University)

発表タイトル
Studies to reduce rancidity in ripened cheese caused by koji adjunct from Aspergillus oryzae AHU 7139

自己評価
I’ve learned many interesting topics from the lecture sessions. Although I can’t understand all the contents, but it inspired me for my research. Moreover, I can gather some more points during my poster presentation to develop my research in the future.

内山 昌典(北海道大学大学院農学院)

発表タイトル
Structural analysis of galactose 2-epimerase complexed with D-galactitol

自己評価
本講演会では,ガラクトース2-エピメラーゼの基質アナログとの複合体構造について発表した.本酵素の基質特異性の構造的要因に関し,重要な結論を理解してもらうことができた.また,ガラクトース2-エピメラーゼのd-タロースの代謝への関与や物質生産への応用などにも注目していただき,本研究の意義・展望を伝えられた.

北見 さわ子(北海道大学大学院農学院)

発表タイトル
Bifidobacterium longum 105A株由来GH2 β-ガラクトシダーゼの糖転移産物の解析

自己評価
本発表では,はきはきとした話し方での発表を心がけ,実践することができた.一方で,研究結果である新規非還元二糖について,新規性を伝えきれなかった部分があった.非還元二糖に関するバックグランドから詳しく説明する必要があることを学んだ.初めての学会発表で緊張してしまい,聴き手の表情などを読み取ることができていなかったため,次回はそこを心がけ,追加の説明ができるようにしたい.

鈴木優吾(北海道大学大学院農学院)

発表タイトル
オリゴ糖摂取により増加した腸内細菌種によるデオキシコール酸⽣成抑制機構の検証

自己評価
ポスター内容を伝える際に、頭の中が整理されてない状態で話してしまったため、早口で分かりにくい説明になってしまった。次回は、構造化されたシンプルで分かりやすい話し方を意識する。また、万人に同じ説明をするのではなく、相手の理解度や興味に応じて説明内容を変えていけるように意識したい。

章文(北海道大学大学院農学院)

発表タイトル
The research on the elucidation, production improvement and bioactivities of metabolites in filamentous fungus, Trichoderma virens

自己評価
I think my poster is a little bit difficult for other researchers to understand, the background of my research was not clear enough and the points of it was not highlighted enough. And I didn’t answer the questions from professors concisely making it more complicated.

後藤 琉(北海道大学大学院農学院)

発表タイトル
ST合剤を用いた大腸菌の二剤併用薬剤耐性進化実験

自己評価
今回の支部講演会ではポスター発表の機会を頂き、様々な先生方や学生の方々から意見を頂くことができました。今回はシンポジウムゲストの先生方に微生物関係の分野を研究されている方が多かったこともあり、変異の薬剤耐性への寄与を検証する方法など、具体的な議論を行うことができ、今後の研究に活きるポスターセッションになったと考えます。私自身はポスター発表を行うことは初めてだったため、口頭説明やポスターの構成において未熟な点も多かったと振り返っています。今後、学会発表を行う際には、頂いた意見や質問を踏まえ、より質の高い学会発表を行うことができるよう精進して参ります。最後になりますが、参加補助金という形で学びの機会を支援していただいたことに心より感謝申し上げます。誠にありがとうございました。

2024年度日本農芸化学会北海道支部 第2回学術講演会への補助に対する対象者と発表後の自己評価(順不同)

六鹿 南美(帯広畜産大学大学院畜産学研究科)

発表タイトル
上川大雪酒造(株)碧雲蔵で製造された清酒の特徴づけ

自己評価
初めての学会発表であったが、緊張することなく練習通りに話すことができました。質問に対して的確に返答することができなかったので、そこは課題であると感じました。他の皆さんの発表を聞いて学ぶ場面がたくさんあったので、そこを活かしてさらに自身の発表を良くして行きたいです。

馬場 惇平(北海道大学農学部)

発表タイトル
マコンブ(Saccharina japonica)から高純度フコイダン画分の調製とその構造特性

自己評価
事前に練習していた通りに発表を行うことができました。昨年よりも質問が増え,4名の研究者から質問を頂き,非常に有意義な発表となりました。一方,他の発表者の方々に質問できなかったので,今後は活発に質問を行いたいと考えています。

石井 礼香(北海道大学農学部)

発表タイトル
ヒト結腸がん細胞株Caco-2を用いたM細胞モデルの構築

自己評価
幅広いバックグラウンドを持つ人の前で発表を行う際、どのような構成なら伝わりやすくなるのだろうかと考えるいい機会となった。発表内容は他の発表者と比較しても検討がメインになっていたため、今後より実験を重ね、もっと新規性のある内容を発表したいと感じた。貴重な機会を設けていただき誠にありがとうございました。

2025年度日本農芸化学会 札幌大会への補助に対する対象者と発表後の自己評価(順不同)

渡部 奏(北海道大学農学部)

発表タイトル
ゼニゴケにおけるジャスモン酸生合成経路の解明

自己評価
学会発表では、自分の研究を分かりやすく伝えられたと感じた。特に、異分野の方からも意見をいただけたのは、説明が伝わった証拠として自信につながった。同分野の研究者との議論では新たな視点を得られ、今後の研究の方向性を見直す良い機会になった。

多田 壮汰(北海道大学大学院農学院)

発表タイトル
網羅的かつ立体選択的なOPDA類の合成方法の確立

自己評価
初の学会発表でとても緊張したが、聞きに来てくれていた方々にできる限りのことを伝えることができたため、良かった。また、発表には自信がなかったものの興味を持って聞きに来てくださる方がいたおかげで、研究のモチベーションにつながるいい機会となった。準備が十分ではない点があったため、また機会があれば、しっかりとした準備で発表できるように頑張りたい。

五十嵐 早紀(北海道大学大学院農学院)

発表タイトル
グアバ葉・インディアンデーツに含まれるTIE2活性化成分とそれらの血管内皮細胞に対する効果

自己評価
学生生活最後の学会だったこともあり、これまでの集大成だという強い気持ちと自信をもって臨むことができました。全国の学会でのポスター発表が初めてだったので、初めは緊張していたのですが、多くの方が興味を持っていただけたこと、新しいご意見を頂けたこと、自分の研究・発表に対する感想を頂けたことが、新鮮で楽しみながらディスカッションができました。コアタイムの1時間が短く感じるほど非常に有意義な時間を過ごすことができました。まだまだ勉強不足な部分もあると感じたので、今後の経験に活かしていきたいと思います。

足立 悠輔(北海道大学大学院農学院)

発表タイトル
苦味受容体Tas2r108、Tas2r126の脂肪細胞での機能解析

自己評価
満足した発表ができたと考えている。発表時間の間、様々な方々の前で発表したが、研究の背景から、実験の考察や今後の流れなどをわかりやすく説明できたと考えている。また、ポスター自体も満足できるポスターを作成できたと考えている。反省点としては、研究の背景に関する知識が少し足りないと感じたため、今後はより多くの論文を精読し、知識や考察力をより高めていきたいと考えている。

髙橋 陽太(北海道大学農学部)

発表タイトル
KK-Ayマウスの肥満および2型糖尿病の進展にともなって培養腸内細菌叢の構成に及ぼす糞便microRNAの影響が変化する

自己評価
はじめての学会ということで不安だったが、たくさんの方々に見に来ていただき無事発表することができた。来ていただいた方々にはたくさんのご指摘を頂き今後の研究の糧となった。しかし、今回の発表では自分の研究を説明することで手一杯になってしまって、来ていただいた方々との議論が活発には行えなかった。次回の学会では、普段話をしない方々と活発な議論ができるようになりたい。

山上 晃汰郎(北海道大学大学院農学院)

発表タイトル
実験室進化による大腸菌のエネルギー欠乏への潜在的な適応能力の解明

自己評価
ポスター発表当日は、多くの方に研究内容を聞きに来ていただいた。これまでの成果や今後の展望、実験結果の解釈などについて、自分の考えや主張をしっかりと伝えることができ、また議論することができた。今回の発表では、ストレス応答性σ因子であるrpoSの欠損による大腸菌変異株の生育改善に関する内容があったが、その詳細なメカニズムについて質問してくださった方が何名かいた。この点については未だ明らかになっておらず、自分自身も興味深く思っているところであるため、この先さらなる文献調査や追加の検証を行っていく必要があると感じた。

川上 志野(北海道大学大学院農学院)

発表タイトル
高脂肪食摂取ラット盲腸内で増加する脂肪酸が腸内細菌の生育に与える影響の解明

自己評価
今回のポスター発表では、分かりやすいポスター作成と説明に努め、他の専門の方にも自身の研究内容に関心を持っていただくことを目指しました。
当日は6名の方と議論することができました。同様の実験を経験された企業の方からは、結果の共通性とそれに関する考察をいただいたことに加え、脂肪酸利用を検証するという観点にて、本研究で検証した脂肪酸が腸内細菌によって修飾されたことを想定し、修飾飽和脂肪酸を定量するという具体的な提案をいただきました。これらのご意見は今後の研究における新たな視点となり、非常に有意義でした。
一方で、他分野の方への説明ができなかったことや、一部の質問において検証不足な点があったことが課題として浮き彫りになりました。この経験を活かし、さらに準備を充実させ、多様な視点に対応できる発表を目指します。
最後になりましたが、このような新たな学びの機会を得るにあたり、参加費の補助という形で支援をして頂いたことに心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

塚崎 修平(北海道大学農学部

発表タイトル
通常飼育マウス腸内でのビフィズス菌生存におけるタンパク質分解酵素遺伝子の重要性の解明

自己評価
初の学会発表であり,初見の人に対して背景などをより分かりやすく説明する必要があると感じた.特に当研究室での先行研究に関して,分かりやすく伝えることができていなかったと感じる.質問者との意見交換を通じて,研究の改善点やこれからの方針の検討につながるアドバイスをいただき非常に有意義な発表であった.結果に関して,培地の組成にまだ改善点があることや遺伝子が実際に発現しているのかといった今後の研究でさらに検証していく必要があると感じた.

角広 陸(北海道大学農学部

発表タイトル
共培養実験による2種環境細菌間の競合ダイナミクスの解析

自己評価
今回の学会では、栄養条件が2種細菌( Delftia acidovorans PKM302株、Comamonas thiooxydans PKM496株 )間の競合動態に与える影響についてポスター発表を行い、細菌が保持する武器遺伝子との関連性について考察を行った。実験結果から、PKM302株は接触依存的な武器、あるいは拡散依存的な武器によりPKM496株を殺菌しており、特に貧栄養条件において武器の発現あるいは活性が上昇し、生育に必要な何らかの栄養源を獲得している可能性が示された。栄養条件に応じて武器遺伝子の発現あるいは活性が変化するメカニズムについては未だ解明されておらず、細菌がどのように武器を駆使して微生物生態系内で生存圏を確保しているのか明らかにしようとしている点で、本研究は重要である。
質疑応答においては、既知の攻撃武器における作用機序について質問を受けることが多かったが、複数の具体例を挙げて、先行研究を提示しつつ簡潔に説明することができた。また、聞き手の方々から建設的なアドバイスを多くいただいた。具体的には、「攻撃武器遺伝子の獲得は水平伝播によるのか、あるいは進化の過程によるのか」を解析する方法として、近縁種において攻撃武器遺伝子が保持されているかどうかを探索すればよいのではないか、というご指摘をいただいた。攻撃武器を駆使して他種を攻撃するという特性について、水平伝播により偶然獲得したものであるのか、あるいは種・属レベルで同様の生存戦略をとっているのかは興味深く、私にはなかった視点であったため、今後の解析の参考にしたい。

金澤 妃紗(北海道大学農学部

発表タイトル
ビフィズス菌のアミノ酸獲得におけるアミノ酸・ペプチド輸送体の役割の解明

自己評価
初めての学会発表ということもあり,緊張もしましたが,研究の背景や目的を明確に伝えることを意識して発表できたと思います.その結果,多くの質問や貴重なアドバイスをいただき,自分の研究を多角的な視点から見直す良い機会となりました.特に,自分では気づかなかった課題や,新たなアプローチの可能性について示唆を頂き,今後の研究をより発展させるための重要な手がかりを得ることができました.いただいた意見を整理し,今後の研究につなげたいと思います.

江川 結衣(北海道大学農学部

発表タイトル
定量 PCR 解析によるヒト糞便中のデオキシコール酸生成菌の存在量の解明

自己評価
今回初めて学会に参加したが,他の学生さんや先生方に自分の研究内容を分かりやすく伝えることの難しさを学んだ.しかし,ポスターの内容について,興味深そうに見てくださる方には詳しく,少し目に留まって立ち止まってくれる方には簡潔に説明したり,質疑応答では自分の考えも交えつつ答えたりなど工夫できた点も多くあったと感じている.他の参加者の発表や質疑応答も参考にし,発表能力の向上と興味深い研究の進展に努めたいと感じた.

 

 

 

 

Published by 北海道支部事務局 on 02 12月 2024

2024年度 北海道支部学術講演会 学生優秀発表(第二回学術講演会を追記)

北海道支部では、学術講演会での一般講演の中から、学生会員の発表者を対象として、学生優秀発表賞を選定、表彰しております。本年度は、以下の発表について筆頭発表者(〇)を受賞者として選定いたしました。

 

2024年度 日本農芸化学会北海道支部 第1回学術講演会
(7月13日、帯広、とかちプラザ)

*審査員は日本農芸化学会北海道支部参与、選考の観点はプレゼンテーション内容と質疑応答です。

P13 〇Napaporn Chintagavongse1, Koichi Tamano2, Toru Hayakawa1, Jun-ichi Wakamatsu3, Haruto Kumura1
(Applied Food Science Laboratory, Graduate School of Agriculture, Hokkaido University1, Bioproduction Research Institute, Hokkaido Center, AIST2, Cell and Tissue Biology Laboratory, Graduate School of Agriculture, Hokkaido University3)

「Studies to reduce rancidity in ripened cheese caused by koji adjunct from Aspergillus oryzae AHU 7139」

P19 〇Masanori Uchiyama1, Wataru Saburi1, Shiho Takei2, Toyoyuki Ose2, Haruhide Mori1
Graduate School of Agriculture, Hokkaido University1, Graduate School of Life Science, Hokkaido University2

「Structural analysis of galactose 2-epimerase complexed with D-galactitol」


表彰式後の写真撮影

2024年度 日本農芸化学会北海道支部 第2回学術講演会
(11月30日-12月1日、札幌、北海道大学農学部)

*審査員は一般講演座長の先生方にお願いし、選考の観点は話し方、スライド、質疑応答の3点です。

A3 〇丹愛佳, 北岡直樹, 村井勇太,橋本誠,松浦英幸(北大院農)
「光親和性標識プローブへ展開可能なジャスモン酸類縁体の合成とバレイショ塊茎形成誘導活性の評価」

A6 〇中川直也1, 田近誠也1, 蜂須賀真一1,2, 菊川寛史1,2, 松本謙一郎1,21北大院総化,2北大院工)
「好気条件下でのD型ポリ乳酸(PDLA)セグメント含有ポリヒドロキシアルカン酸(PHA)ブロック共重合体のde novo合成」

B3 〇大島翔汰, 足立悠輔, 加藤英介(北大院農)
「苦味受容体Tas2r108はcAMPの調節を介して脂肪細胞の分化を制御する」

B4 〇足立悠輔1, 加藤英介1, 稲垣洋介21北大院農,2日本薬業)
「カシス、アカジソ、ミオイノシトールが雌性マウスの性ホルモン分泌に与える影響の検証」

 

 

 

Published by 北海道支部事務局 on 31 10月 2024

2024年度 北海道支部 奨励賞受賞者 

2024年度 日本農芸化学会北海道支部 奨励賞(正会員)および奨励賞(学生会員)に関しまして
厳正な審査の結果、学生会員奨励賞2名の受賞が決定いたしました。

<奨励賞(正会員)>

該当者なし

<奨励賞(学生会員)>

Napaporn Chintagavongse(北海道大学大学院農学院)
「Studies to reduce rancidity in ripened cheese caused by koji adjunct from Aspergillus oryzae

井上 史朗(北海道大学大学院農学院)
「OPDA異性化経路に関する研究」

Published by 北海道支部事務局 on 17 10月 2024

[講演補助事業]2024年12月13日 講演会のお知らせ

以下の講演会が日本農芸化学会北海道支部の補助を受け開催されます。

セルロース学会北海道・東北支部セミナー内

演者: 砂川 直輝(東京大学大学院農学生命科学研究科)
演題: 宇宙空間におけるセルロース合成
日時: 2024年12月13日(13:00~)
場所: 北海道大学農学部W-109教室

詳細はPDFをご確認ください

連絡先
北海道大学大学院農学研究院 木材化学研究室
鈴木 栞
E-mail:suzuki-s[a]agr.hokudai.ac.jp

Published by 北海道支部事務局 on 10 9月 2024

2024年度 日本農芸化学会北海道支部 第2回学術講演会

終了いたしました。ご参加いただいた皆様、ありがとうございました。

一般講演の優秀発表賞はこちらをご覧ください。

日時 2024年11月30 日(土)、12月1日(日)

会場:北海道大学農学部(札幌市北区北9条西9丁目)

プログラム

11月30日(土)
会場:北海道大学農学部本館 大講堂(4階)

13:30- 受付開始
14:00- 開会挨拶 副支部長 森 春英(北大院農)

14:05-14:55

第22回(2024年度)北海道支部奨励賞 表彰式

学生会員奨励賞 受賞講演

14:15-14:35 Napaporn Chintagavongse(北大院農)
「Studies to reduce rancidity in ripened cheese caused by koji adjunct from Aspergillus oryzae

座長 玖村 朗人(北大院農)

14:35-14:55 井上史朗(北大院農)
「OPDA異性化経路に関する研究」

座長 松浦 英幸(北大院農)

  休憩
15:05-15:35

特別講演1 北岡 直樹(北大院農)
「植物の防御応答に関わる天然有機化合物の生合成機構と生理作用」 

座長 松浦 英幸(北大院農)

15:35-16:05

特別講演2 村井 勇太(北大院農)
「スフィンゴリピッドケミカルバイオロジー」

座長 橋本 誠(北大院農)  

  休憩
16:15-17:00

特別講演3 大和田 琢二(帯畜大)
「植物有用細菌の感染戦略から活用を学ぶ」

座長 菅原 雅之(帯畜大)

17:30-19:30 情報交換会(@オステリア エスト エスト エスト

12月1日(日)
会場:北海道大学農学部本館N11、N21 

9:00-11:33 一般講演
一般講演終了後 優秀発表賞表彰式

要旨集(11月25日に掲載)

2024第2回講演会要旨集PDF

閲覧パスワードは参加登録時の受付メールに記載しております。

一般講演受付(締め切りました)

般講演の登録はこちら
  • 要旨テンプレート
  • 演題登録ページに学生会員向けの参加補助についての案内あります。学生会員の方はご活用ください。学生で会員ではない方でも、この機に入会すれば補助申請が可能です。
  • 別途参加登録もお願いいたします。
  • 一般講演は発表10分+質疑の予定です。演題数により調整する可能性はございます。

参加登録(参加登録は当日まで受付、情報交換会は締め切りました)

参加登録はこちら
  • 講演会は参加無料、当日まで登録可能です。
  • 情報交換会は事前登録が必須です。参加費は、一般4,000円、学生2,000円です。
  • 情報交換会の参加登録と支払いの締め切りは、11月22日です
  • 情報交換会は「オステリア エスト エスト エスト」にて行います。

ご不明な点は、農芸化学会北海道支部庶務幹事までお問い合わせください。

Published by 北海道支部事務局 on 26 7月 2024

2024年度 北海道支部 奨励賞・学生会員奨励賞の募集(7月26日~9月27日)

今年度の募集は終了しました。受賞者はこちら

北海道支部における農芸化学の進歩に寄与するすぐれた研究を奨励する目的で,奨励賞および学生会員奨励賞を設けております。年度ごとに奨励賞は1名、学生会員奨励賞は2名を上限として選定、授与され,表彰と受賞講演が行われています。

本年度も奨励賞・学生会員奨励賞への推薦を募集致します。

推薦要件

奨励賞

  • 本年4月1日において満45歳以下の北海道支部所属の正会員であること
  • 「Bioscience, Biotechnology, and Biochemistry」または「化学と生物」に発表済の学術論文が、筆頭著者もしくは責任著者で合計2報以上であること
  • 農芸化学奨励賞ならびに日本農芸化学会各支部による支部奨励賞(学生会員対象のものを除く)の受賞者は授賞の対象としない
  • 自薦、他薦共に受け付ける(推薦者は公益社団法人日本農芸化学会正会員に限る)

学生会員奨励賞

  • 北海道支部所属の学生会員であること。ただし、本年3月末まで学生の身分であった者を含める(年齢は問わない)
  • 本大会または支部会での代表発表者としての発表が2回以上(このうち支部会での発表は1回以上)あること
  • 北海道支部所属の正会員の推薦により受け付ける

参考情報:奨励賞内規

推薦方法

推薦書様式に必要事項を記入し、メールにてご提出ください。

推薦書様式 正会員推薦書様式 学生会員推薦書様式

送付先メールアドレス jsbbah2023(at)gmail.com *(at)は@にしてください。

推薦期間:2024年7月26日(金)から9月27日(金)

Published by 北海道支部事務局 on 21 7月 2024

(開催済み)2024年9月8日開催 サイエンスカフェ@函館のお知らせ

「ますます楽しみな麹菌の世界」

麹菌は清酒、味噌、醤油、味醂などの発酵食品を造る上で欠かせない微生物です。先人たちの長年に亘る試行錯誤によって、麹を造る際に用いる株や製麴法には改良が重ねられてきました。最近は麹菌をチーズの熟成に利用する試みも行われています。このセミナーではそれぞれの食品を造る上でどのような麹が求められるのかを、実際に製造に取り組んでおられる方々のお話を交えつつ、今後益々楽しみな麹菌の世界を皆さんと共に考えます。

  • 日時:2024年9月8日(日)15:30 – 17:00(1510分 受付開始)

  • 場所: 佳さく(北海道函館市本町5-16)

  • 講師:
    川端 慎治(上川大雪酒造株式会社 代表取締役副社長・総杜氏)
    玖村 朗人(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター・教授)

  • コーディネーター:
    趙 佳賢(北海道大学大学院水産科学研究院・助教)
    石塚 敏(北海道大学大学院農学研究院・教授)

  • 主催:日本農芸化学会
    共催:北海道大学大学院水産科学研究院、北海道大学大学院農学研究院
  • 参加費:500円(試食&試飲代として)
  • 定員:20名(20歳以上)
  • 参加申し込み方法:ここをクリックしてグーグルフォームにてお申し込みいただくか、下記QRコードよりお申し込みください。

問い合わせ・連絡担当者

趙 佳賢(e-mail: gahyun●fish.hokudai.ac.jp)または石塚 敏(e-mail: zuka●agr.hokudai.ac.jp)

(●をアットマークに置き換えてください)

 

(9/25追記)開催報告

第155回サイエンスカフェは、函館の居酒屋「佳さく」で20歳以上を対象にはこだて国際科学祭のポストイベントとして開催されました。

まず、川端慎治氏(上川大雪酒造株式会社 代表取締役副社長・総杜氏)から、麹を用いた伝統的な発酵食品の一つである日本酒の美味しさに影響する水や酒米など素材の話について解説いただきました。発酵が盛んになるとアルコールの風味が強くなりすぎるので、最終的に目指す風味になるように発酵の状態を仕向けるなど、日本酒醸造で注意すべき点について具体的でありながら一般の方々にもわかりやすく説明していただきました。

次に、玖村朗人氏(北海道大学北方生物圏フィールド科学センター 教授)から、チーズの基本的な作り方を紹介いただきました。さらに、その製造工程の些細な違いによってチーズ中の栄養成分が変わり、それがチーズの出来具合に影響することで、多様なチーズの特徴になりうること、加えて、最近作られるようになった麹を用いたチーズの特徴や、一部で好ましくないとされる脂肪分解について解説いただきました。

今回は特に、話題に関連するお酒の試飲や麹を用いたチーズの試食があり、日本酒とチーズのマッチングに関して参加者と講師が和気藹々とディスカッションするなど、「大人のサイエンスカフェ」あるいは「サイエンスバー」という趣になりました。

参加者:14名

Published by 北海道支部事務局 on 24 4月 2024

[学生補助事業] 2024年度学術集会参加補助金制度に関して

本年度も学生会員の積極的な学会への参加を目的として、「公益社団法人日本農芸化学会北海道支部 学生会員 学術集会参加補助金」制度を運用いたします。

日本農芸化学会が主催する以下の学会で発表を行う学生会員からの補助申請を受け付けます。
それぞれ発表申し込み開始から締切までを目途として申請を受け付ける予定です。

2024年度 日本農芸化学会北海道支部 第一回学術講演会(2024年7月13日,帯広) 
 受付終了済み

2024年度 日本農芸化学会北海道支部 第二回学術講演会(2024年11月30日-12月1日,北海道大学農学部)
 受付終了済み

2025年度 日本農芸化学会大会(2025年3月4日-3月8日,札幌コンベンションセンター)
 受付終了済み

申請方法(注意事項もご確認ください)

  • 申請書様式に必要事項を記入の上、メール<jsbbah2023[at]gmail.com>に添付して申し込んでください。申請書様式2024
    下記注意事項は必ず確認してください。

  • 注意事項
    優先者と補助上限:本補助は、初回申請者が優先されます。また、各課程での補助上限を7万円としており、2回目以降の補助は(7万円-”過去の補助額”)が上限となります。なお、学部から修士、修士から博士課程に移った際にはリセットされます。
    旅費節約のお願い:補助金を多くの方に利用してもらうため、なるべく余分な費用が掛からないようお願いしております。補助の決定は学会直前になりますが、交通・宿泊は安くなるように早めの予約をお願いいたします。
    補助の対象となる費用:交通費、宿泊費、学会参加費、および農芸化学会に入会した初年度の年会費
    領収書
    :JR特急券、航空券、宿泊費、学会参加費、初年度会費は領収書が必要です。現地での交通費(電車、バス代)は不要です。また、飛行機やJRの乗車券等、搭乗の証明となるものの提出は不要です。
    報告書と振込依頼書の提出:学会終了後1週間以内を目途に提出して頂きます。
    報告書および振込依頼書様式2024

  • ご不明な点は, 支部幹事(jsbbah2023[at]gmail.com)までお問い合わせください。

Published by 北海道支部事務局 on 24 4月 2024

2024年度 日本農芸化学会北海道支部 第1回学術講演会

(7/16追記)終了いたしました。優秀発表賞についてはこちらをご覧ください。

日時 2024年7月13日(土)

会場:とかちプラザ 視聴覚室およびアトリウム(帯広市西4条南13丁目1)

プログラム

12:30 受付開始 (参加登録はこちら
13:00 開会あいさつ
13:05-15:50 シンポジウム(視聴覚室)
微生物学の最前線
オーガナイザー 前田 智也(北大院農)
13:05-13:35 中野 亮平(北大院理)
根圏常在微生物との相互作用における植物免疫の役割
13:35-14:05 佐藤 由也(産総研 環境創成研究部門)
微生物×微生物、昆虫×微生物、都市×微生物の関係
14:05-14:35 菊池 義智(産総研 生物プロセス研究部門)
昆虫との共生特異性に関わる細菌の動き
休憩  
14:50-15:20 坂本 光央(理研バイオリソース研究センター 微生物材料開発室)
ヒト腸内からの新規微生物の分離・培養とバイオリソース整備
15:20-15:50 和地 正明(東工大 生命理工学院)
抗生物質探索研究から見えてきた生命の進化
休憩  
16:05-17:05 一般講演(ポスター セッション)*
(アトリウムにて開催、発表申し込みはこちら
17:30-19:30 情報交換会(参加登録が必須です)
会場:ふじもり

要旨集(7月5日公開

ダウンロードはこちら(7/12差し替え)

閲覧パスワードは、参加登録時の返信メールもしくは要旨集公開をお知らせしたメールに記載しております。
なお、冊子体の配布はありません。

発表受付締切6月30日 締め切りました
発表受付はこちらから

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情報交換会は締め切りました。参加登録は当日まで可能です。
講演会・情報交換会の参加登録

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ご不明な点は、農芸化学会北海道支部庶務幹事までお問い合わせください。

Published by 北海道支部事務局 on 22 2月 2024

[講演補助事業]2024年3月14日 DEIセミナー開催報告

以下のセミナーが日本農芸化学会北海道支部の補助を受け開催されました。

セミナー名:キャリアパスとしての⼤学と研究環境でのDEIを考える
日時: 2024年3月14日(⽊)15:00-16:30
場所: 北海道大学農学部N21教室
参加人数:21名

話題提供:
吉次  玲香(⽥辺三菱製薬株式会社創薬本部免疫炎症創薬ユニット・研究主任)
「⽥辺三菱製薬におけるDEI取り組み事例」

礒田  玲華(名古屋⼤学トランスフォーマティブ⽣命分⼦研究所・博⼠研究員)
「⼥性研究者のワークライフバランス」

西向 めぐみ(岩⼿⼤学ダイバーシティ担当副学⻑特別補佐・農学部・教授)
「岩⼿⼤学におけるDEI取り組み事例」

講演概要

3月14日(木)に、北大農学部を卒業し大学や企業などで研究を基盤として第一線で活躍されている3名の女性研究者、吉次玲香氏(企業研究主任)、礒田玲華氏(国立大学博士研究員)、西向めぐみ氏(国立大学教授)を迎えて農学研究院DEIセミナーを開催しました。

前半は、それぞれの職場におけるダイバシティ・インクルージョンに関わる現状や取り組みについてご紹介いただき、後半は、各人の考えるDEIに関する課題点や改善に向けての提案などを参加者からの質問を受交えて議論しました。女性研究者のキャリアアップや日々の生活に関して学生・院生への具体的なアドバイスや大学における今後のDEIのあるべき姿に関するご意見も伺い、学生、教職員それぞれの立場におけるDEIを考える貴重な機会となりました。

なお、本セミナーは文部科学省科学技術人材育成費補助事業「ダイバーシティ研究環境実現イニシアティブ(女性リーダー育成型)」の支援を得て、北海道大学DEI推進本部および日本農芸化学会北海道支部の共催で行われました。


写真左:講演の様子、右:総合討論の様子

連絡先
崎浜 靖⼦  sakihama[at]agr.hokudai.ac.jp
⽯塚 敏   zuka[at]agr.hokudai.ac.jp

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